現在、風疹が流行しています。

妊娠初期(特に16週までのリスクが高い)に妊婦さんが感染してしまうと、おなかの中の赤ちゃんに先天性風疹症候群(赤ちゃんがウイルスに感染すると、心疾患、白内障、難聴等を生じる)が起こる可能性があるため、妊娠初期は特に風疹に罹らないように注意する必要があります。

また、妊娠12週の採血検査で風疹抗体の量が少ないと言われた場合は、感染しないように注意するとともに、分娩後の追加の予防接種(産婦人科で対応可能)を強くお勧めします。授乳中でも接種できます。

 

風疹の予防接種で未来の赤ちゃんを守れます

今は成人に多い病気で、特に10代後半~50代前半の男性、10代後半から30代前半の女性が多く発症しています。

特に昭和54年4月2日~平成7年4月1日生まれの男女は接種率が低く、昭和54年4月1日以前生まれの男性は子供の頃に定期健診のチャンスがありませんでした。